カバー曲動画(ニール・ヤング、ミッジ・ユーロ、YMO)をYouTubeで公開しました
こんにちはA Smooth Architectです。この度、自分のYouTubeチャンネルにて、カバー曲(歌入り!)を公開しました。自分は音楽に興味を持ち始めた時からずっとオリジナル曲しか作っていなかったので、カバーを作り始めたのは割と最近のことです。では行ってみましょう。※ ブラウザによっては埋め込み動画が再生できないことがあるようです。その場合はお手数ですがリンクに従ってYouTubeで再生してください。
”I've Been Waiting for You”(原曲ニール・ヤング)
ニール・ヤングは高橋幸宏の影響で好きになりました。中でも1stアルバムが最高に好きで、この曲はそのアルバム「Neil Young」に収録されている1曲です。使用DAWはAbleton Live。EDM風味のドラム・サンプルやSE、そして間奏ではヒップホップ風のブレイク・ビーツを使っていますね。メインリフは、DAWのデータを覗くとE-MU Vintage Keysのブラス音をフレーズサンプリングしていました。ヴォーカルの後ろで鳴っているストリングスの音はRoland JD-990です。微妙にヨレた(笑)ヴォーカルも良い感じですね。途中でダブリングとかEQでラジオ風の音にしたりとか、色々やっています。ちなみにザ・ビートニクス(高橋幸宏+鈴木慶一)もこの曲をカバーしていますが、僕のバージョンの方が断然カッコいいと思います(と言い切るw)。
”Call of the Wild" (原曲ミッジ・ユーロ)
ご存じウルトラヴォックスのフロント・マンで、現在もバリバリ現役でステージをこなすミッジ。自分の声とはキーが合わないのと、何となく気恥ずかしいので(笑)ウルトラヴォックスではなく、ソロ曲の方をカバーしてみました。使用DAWはNative Instruments MASCHINEで、ヴォーカルのみLiveで録りました。ドラムはMASCHINEのキットですが、ハイハットのベロシティを適度にバラつかせることで生っぽくしています。ギターはIK Multimedia SampleTank3です。SampleTankのギター音は良い音が多いですね。イントロの「ウィーン」という上昇音は何だっけ、と思ったらArturia Analog Lab4に入っているProphet-Vの音でした。またヴォーカルを録った後にAntares Harmony Engineを掛けてみたら、年の瀬っぽくなって良い感じになりました(笑)。ストレートなロックで、バックトラックを作っていて楽しかったのを思い出しました。
”Le Femme Chinoise(中国女)" (原曲イエロー・マジック・オーケストラ)
でもやっぱりYMOのカバーは作るわけです。とは言っても普通に作っても面白くないだろう、というわけで、マーク・ベル(LFO)の作ったリミックス版(アルバム「HI-TECH NO CRIME」収録)と、原曲版を前後でくっつけてみました。これはLiveで作っていて、前半のドラム音はKORG Electribe ER-1です。途中のイナタいメロディー音はNative Instruments Pro-53(懐かしい)で作った音ですね。そして後半は、同じくProphet-5のエミュレーションプラグインであるU-he REPRO-5を多用しています。
というわけで3曲を公開してみました。実は今回公開した3曲は、いずれもライブで披露するために作ったもので、ヴォーカルは録音していなかったのですが、公開するにあたって、オーディオIOにマイクを刺して、PCの前で歌って録りました。
しかしヴォーカル録りって難しい! 自宅は防音もない普通のマンションなので、そもそも何回も録れない(歌えない)し、録ってからも声をバックトラックと馴染ませるのが非常に難しかった。人の声というものは明らかに楽器とは異質な音なので、当然といえば当然なんでしょうけど、こんなにコンプやEQなどダイナミクス系のエフェクトをたくさん使ったのは初めての経験でした。
というわけで、また気が向いたらカバー曲を公開しますので、お楽しみに!
0コメント