下北沢Blue Monday ライブイベントに出演しました

8/13、下北沢Blue Mondayで行われた「自作音源ラウンジ」というイベントに参加し、約1年半ぶりに人前でライブ演奏を行いました。

今回のメイン機材は、昨年末に導入したPioneer DJ TORAIZ SP-16。ループやワンショットサンプルを予め仕込んでおき、シーケンスパターンを組んで鳴らしつつ、タッチストリップでサンプルにピッチベンドを掛けたり、曲のエンディングでDave Smithのハイパスフィルターを全体に掛けたりしました。加えてFMR AudioのRNC1773というコンプをマスターに挟むことで、全体の音圧を上げています。

そしてもうひとつの機材が、Roland SH-01A。BOSS RV-6のShimmer Reverbを深めに掛けてソロフレーズを手弾きしました。この二つの機材からの出力をミキサー(Mackie Mix5)で混ぜて、PAに送っています。

演奏した曲は2曲。イベントの内容的に4つ打ちの曲があまりかからないことは知っていたので、そうでない曲をチョイスしました。

最初の曲は「Cloudy Afternoon」という、自分には珍しいロックテイストの曲です。割と昔に作った曲で、以前もRoland SP-404SXで演奏したことがあるのですが、メイン機材がTORAIZ SP-16になったことでだいぶ表現の幅が拡がりました。

そして2曲目の「In Drawing」は、今回の出演のためにTORAIZ SP-16だけで仕上げた、アンビエント+エレクトロニカ的な曲です。元はニュー・ジャック・スウィングのリズムパターンの研究のために作り始めたのですが、例によって何だか判らないものになりました(笑)。

そしていずれの曲にも、Roland SH-01Aの手弾きフレーズを加えることで、ライブ感が増すよう工夫しました。主催者や共演者の方が撮ってくれた当日の映像をまとめましたので、良かったらご覧ください。おかげさまでトラブルもなく、演奏を終えることが出来ました。

ところで、ライブの度に苦労させられるのが荷物の運搬です。今回、機材の数だけで言えば少ないのですが、やはり今までと重さは変わらず、SH-01Aのスタンド(Amazonで買ったPCスタンドです)はいつものDJバッグにも入らなかったので、手提げ袋に入れて手で持って行きました。ステージ上にズラーッと機材を並べてハッタリをかますほど、運搬に使う体力はないのですが(苦笑)表現上必要な機材の数というのはどうしてもあるので、なかなか辛いところです。

だけどやっぱりライブ演奏はお客さんの反応がダイレクトに判るので、楽しいですね。自分の場合、そうそう年に何回も出来るものではないのですが、機会があればまた演ってみたいものです。あと、TORAIZ SP-16がライブ用機材として、十分戦力になることが判ったのも今回の収穫ですね。

あ、今回演奏した曲は、いずれ作品としても公開するつもりですので、お楽しみに。